杜鵑草(ホトトギス) ユリ科/ホトトギス属

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花の斑点を鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てて、ホトトギス。山地のやや湿った所に生え、晩夏から初秋にかけて咲く花。ホトトギスの仲間で似た種として、シロホトトギス、ヤマジノホトトギス、ヤマホトトギス、セトウチホトトギスがある。識別のポイントを表にすると以下の通り。

花被片 花柱
斑点 開き方 斑点
ホトトギス 多数あり斜上 多数あり
ヤマジノホトトギスあり 平開 無し
ヤマホトトギス あり 反り返る少しあり
セトウチホトトギスあり 平開あり
シロホトトギス 無し 斜上 無し
シロホトトギスはホトトギスの変種で花の斑点がほとんどないので見分けるのは容易。

2003年9月9日 秦野

2015年9月19日 三河大野

2016年10月11日 三河大野


花のサイズ。撮影した個体のサイズであって、必ずしもこの種の一般的なサイズを示しているわけではない。

2003年9月9日 秦野

※ 写真下の地名は、都道府県名や市町村名ではなく、国土地理院発行の5万分の1地形図名。
※ 2022/2/14 識別ポイントの表にセトウチホトトギスを追加

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