参考図書の「（増補改訂新版）山に咲く花」に「和名は葉がゴマノハグサ科のジオウに似ていることによる。」と記載されているが、同書や「（増補改訂新版）野に咲く花」にはジオウは載っていない。「フィールド版 日本の野生植物 草本」にはゴマノハグサ科ジオウ属は載っているがジオウという種は載っていない。ジオウ属として唯一載っているセンリゴマの写真を見ると葉の表面にしわがあるという特徴が似ていることが確認できた。
「維管束植物和名チェックリストver. 1.10」にはジオウはハマウツボ科として載っている。「増補改訂新版 山に咲く花」が出稿された後に科が変更されたのだろうか？山地の木陰に咲く夏の花。
※ 本種はシソ科オドリコソウ属
2004年8月14日 清水
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| 花の様子。上唇は直立し、下唇は3裂する |
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全体の様子。葉の表面にはしわがある |
2012年8月17日 清水
8年後。前回と同じ山で撮影。
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| 花弁の一部が欠けている |
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| 横から見た全体の様子 |
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花が2輪咲いている個体 |
花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしもこの種の代表的な大きさを示しているとは限らない。
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| 2004年8月14日 清水 |
※ 日付の後に書かれた地名は、都道府県名や市町村名ではなく、国土地理院発行の5万分の1地形図名。
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