千振(センブリ) リンドウ科/センブリ属

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苦い煎じ薬(胃健薬)として使用されてきた。煎じる時に「振り出す」という作業があるが、これを千回やっても苦いので付いた名前がセンブリ。日当たりの良い草地に咲く秋の花。花冠は5深裂(時に4深裂)しているが、その基部近くに2つの蜜線溝と呼ばれる円形部分があり、その中は緑色で周囲には長い毛がある。


2001/10/24 三河大野

     
花冠の列片には紫色のすじがある       全体の様子


2003/9/27 田口

     
円形の緑色の部分の周囲はぼやけており
蜜線溝と呼ばれる明確な溝は不明
      葉は非常に細長い(線形)

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。


2004/9/23 足助

     
花冠の基部近くの蜜線溝
の周囲に長い毛がある
      花冠が4裂している個体

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。


2006/10/22 田口

     
花冠が4裂した花は
雄しべも4つ
      全体の様子

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。


2009/9/27 田口

     
同じ株に花冠が5裂した花と
4裂した花が並んでいる
      少し離れるとわかりやすい

     
4裂した花を上から撮影       左と同一個体(のはず)

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。


2014/10/25 三河大野

     
開花途中       花の裏側(別個体)

全体の様子

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。

※ 日付の後に書かれた地名は、都道府県名や市町村名ではなく、国土地理院発行の5万分の1地形図名。

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