姥百合(ウバユリ) ユリ科/ユリ属

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花が咲く頃には下の方の葉が枯れるのを「歯が無い」姥に見立てて付いた名前がウバユリ。湿った林内に咲く夏の花。良い香りがする花らしいが、まだ意識して嗅いだことが無い。また、本種は一生に一度花を咲かせると枯れてしまう。(末尾のツイート参照)
本ブログで採用している分類体系(参考図書の「山渓ハンディ図鑑1、2 野、山に咲く花」(旧版))ではユリ属とされているが、「フィールド版日本の野生植物 草本」やAPG分類を採用した新版ではウバユリ属とされている。

2003年8月3日 根羽

     
蕊が見える角度からは撮影できなかった 少し離れると少し見える角度から撮影可

全体の様子


2006年8月5日 根羽

     
数株咲いていた(左上、右、その他) 真正面からは相変わらず撮れない


2011年8月13日 根羽

     
ようやく正面から撮れた この個体は花数が多い

全体の様子


花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしもこの種の代表的な大きさを示しているとは限らない。
定規の当てる場所が適切とは言い難いが、長さ方向のサイズを測るには定規が小さすぎる。

2011年8月13日 根羽

※ 日付の後に書かれた地名は、都道府県名や市町村名ではなく、国土地理院発行の5万分の1地形図名。



参考

twitterより(髭さん@higesan11)。
素敵な匂いに気がつきましたか。一生にたった1度の花を咲かせると、ウバユリは枯れてしまうのです。
ご本人から許可をいただき、画像化したものを貼り付けています。

2022/08/04 追記
よく調べてみたら、参考図書の「フィールド版 日本の野生植物 草本」にウバユリ属の識別情報として 花が終わると枯れる と記載されていました。

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