都弟切（ミヤコオトギリ） オトギリソウ科／オトギリソウ属

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オトギリソウの仲間。何故「都」なのかはわからない。オトギリソウの仲間で私が見ることのできるのは分布域（地域、標高）を考慮すると、オトギリソウ、ミヤコオトギリ、サワオトギリの３種と考えている。これらの違いをまとめてみた。

　

	葉		花弁		萼片
	斑点	基部	斑点	長さ
オトギリソウ	黒点が多い。	茎を抱く	黒線、縁に黒点	9～10mm	黒線
ミヤコオトギリ			黒線、縁に黒点	3.5～7mm	黒線
サワオトギリ	明点が多数。縁に黒点。	狭まる	明点と明線、縁に黒点	3.5～7mm	明点と明線

※ ミヤコオトギリは参考図書の内「フィールド版 日本の野生植物 草本」のみに記載され、その中では明確にオトギリソウとの違いが判るのはは花弁の長さのみである（分布域の違いもあるが、私のフィールドは両者共に含まれる）。

2015年7月4日 三河大野

　 　 　

花弁、萼片、葉に黒線や黒点がある

裏から見ると黒線や黒点は明瞭

　 　 　

葉の基部が細くはなっていない

全体の様子

花弁の長さは4mm程度

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2015年8月9日 田口

　 　 　

光の具合か、黒線や黒点は少し見える程度

葉の黒点は明瞭。基部細くなっているようにも見える

　 　 　

裏から見ると葉の基部が細くなってはいない

裏から見ると花弁や萼片の黒線や黒点も明瞭

2015年8月9日 田口
花弁の長さは6mm程度

※ 日付の後に書かれた地名は、都道府県名や市町村名ではなく、国土地理院発行の5万分の1地形図名。

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