ナメラ大文字草 (ナメラダイモンジソウ) ユキノシタ科/ユキノシタ属

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花弁の形が「大」の漢字に似ているのでダイモンジソウ。ダイモンジソウの仲間だが「ナメラ」については不明。湿った岩の上に咲く秋の花。
ダイモンジソウ、ナメラダイモンジソウ、ウチワダイモンジソウの見分け方を参考図書の「フィールド版 日本の野生植物 草本」から引く。ウチワダイモンジソウの葉の裂け方は「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」を参照。

幅と長さ 基部 裂け方
ダイモンジソウ 幅 > 長さ 心形5-17浅裂
ナメラダイモンジソウ 5-7中裂
ウチワダイモンジソウ幅 < 長さ くさび形3-7裂

2004年9月15日 妻籠

     
花弁が「大」の文字形       雄しべに橙色の葯がある

湿った岩の上に生える
葉は5中裂


2006年9月16日 足助

     
長い2枚の花弁が下とは限らない       水量が多く、水流も速い沢の中で
頭を出した岩上にあり、近づけない


2009年9月27日 足助

     
2006年9月16日と同じ場所だが
水量が少なく徒渉成功
      前回より花数が多い

     
      葉は5中裂、幅は長さより長い
葉が多い、基部は心形

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。


2010年10月10日 三段峡

     
中部地方の花と比べ花弁がずんぐりした印象       葉は3中裂している

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。

     
「木文字草」になっている花や
「*文字草」になっている花も
      葉は5中裂

湿った岩上を好むがこんな場所に

     
中部地方で見たのと同様
1つの花弁が長い個体
      葉は5中裂


2010年10月10日 頓原

     
花のクローズアップ       葉の表面に粗毛がある

     
全体の様子       「○文字草」になっている花だが
「○」に該当する文字を知らない

花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしも
この種の代表的な大きさを示しているとは限らない。

※ 日付の後に書かれた地名は、都道府県名や市町村名ではなく、国土地理院発行の5万分の1地形図名。

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