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名前の由来は諸説ある。「野に咲く花」では「吾木香」という漢字を当てて芳香を由来とする見方が記載されているが香りが一致しないのでよくわからない旨、記載されている。「野草の名前 秋・冬」では「割木瓜」という漢字を当てて以下のように記載している。
前川文夫『植物の名前の話』の由来説に賛同する。宮殿や神社の御簾の上部の外側に横へ幕のように張った布を”帽額(もこう)”という。”帽額”には瓜を輪切りにした図(窠紋(かもん))が入っていた。この図は、瓜に似たために”木瓜(もこう)”ともいった。この図は、ワレモコウに花に似ている。また、この蕾をよく見ると、十字形に割れている。それで”割木瓜”。
山野の日当たりのよい草地に咲く晩夏から秋の花。
2002年8月31日 田口
小さな花が集まって花穂を形成する | 根元まで含めて撮影するのは難しい |
2010年8月7日 多里
見晴らしの良い場所で撮影 |
2015年8月22日 三河大野
花は先端から基部へと順次咲く 花弁は無く、萼片が花弁のように見える |
花の大きさ。撮影した個体の大きさであって、必ずしもこの種の代表的な大きさを示しているとは限らない。
2015年8月22日 三河大野 |
※ 日付の後に書かれた地名は、都道府県名や市町村名ではなく、国土地理院発行の5万分の1地形図名。
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